
今や快適な暮らしに欠かせない「断熱」。このコーナーでは10月・11月の2回にわたり、「断熱」をテーマに説明しています。今回は、前回の「外断熱」に続き、「内断熱工法」編です。
内断熱工法とは、構造材(柱)と構造材の間の空間に断熱材を充填する方法で、日本では従来から一般的に用いられてきました。外断熱工法に比べてコストが低く、防音性や耐火性に優れ、比較的自由に外壁材を選べるなどの特性があります。
その反面、断熱材の内部には水蒸気がたまりやすく、それが壁内結露となって、アレルギーの原因ともなるカビやダニの発生や、構造材を腐食させるといった問題が指摘されてきました。
そこで最近では、内部に水蒸気をためない撥水効果の高い断熱材が登場。壁内に湿気を通さない防湿層や、こもった水蒸
気を屋外へ放出するための通気層の設置、さらに、湿度調節が期待できる珪藻土等の内装材の併用など、様々な対策がな
され、少しでも欠点を補えるよう工夫されています。
次世代の家づくりといわれる外断熱工法と日本の住まいに
なじみのある内断熱工法。どちらにも長所と短所があり、自分
のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
断熱性や耐久性、コスト面など、主な項目を点数化した採
点表はぜひ作成を。自分に適した工法の選択基準になります。
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