
おもしろいお客様との打ち合わせは盛り上がります。盛り上がりすぎて「じゃあコンセプトは秘密基地ですね」という抽象的な意見で終わってしまった時がありました。
その後、悩みました。秘密基地のイメージを書き出したのですが、
海か山の中にある
バリアをはる
メカニカル
入り口がわからない
でっかい etc.
大半が使えません・・・。
さらに悩んだ末、たどり着いたのが「生活感がない」という結論でした。プランニングをするにあたり、生活感をなくすためにまず手をつけたい「玄関(入り口)」を隠すのは簡単でしたが、厄介だったのは「窓」。窓は光が外部に漏れるので消去したい要素ですが、風の流れなど実生活での問題などもありますし、何よりその前にしなくてはいけないことがありました。
今回最大の敵は「採光計算」です。
「採光計算」とは、どれだけ居室に明かりが入ってくるかを出す計算です。この計算は建築基準法で定められている数値以上でなければ家を建てられない、とっても重要なものです。
これを踏まえ試行錯誤した結果、生活感がなく、風が通る家を、ある新兵器(素材)で造りました。この素材はいつかホームページで紹介しようと思います(じらしますよ)。
お客様によってイメージは十人十色。そのたま〜にありえないイメージを基準内に照らし合わせながら、できるだけ具現化させるのが僕の仕事ですが、実はそこに至る過程がおもしろかったりします。
ちなみにこの家、どこで造るかは教えられません。一応秘密なんで・・・。