
鬼門・・・それは僕の最大の敵のひとつです。
鬼門方向とは「北東から南西にかけてのライン」と認識されています。家相上はこの上に水周りや玄関はNGとされていますが、なぜなのでしょう?
建築学的には、北東は冬に北風が吹き込むと同時に日当たりが悪く、じめじめするので柱や土台が腐りやすくなります。また南西は、夏は風上になるので火事に遭いやすく、暑いので食べ物の傷みが早くなるデメリットがあります。
全然気にしない方、トイレだけ外してほしいという方、地下の配管まで神経質になる方、その度合いは様々です。
が、ひとつ覚えていただきたいのは、都市計画において平安京では延暦寺が、江戸では寛永寺が鬼門方向に置かれているように、鬼門は避けられなくても封じることができるということです。木を植えたり、家の形を変えるだけでもOKです。
仮に「鬼門」が、暑さ寒さが人の生活に及ぼす影響を「鬼の通る道」とたとえ、避けるようにと考えた先人の知恵だとすれば、快適に暮らせる工夫をすれば解決するわけです。
鬼門は知れば知るほど、気になります。
ただ、プランナーの立場から言わせていただくと、あまりにも鬼門重視だと、住みにくい家になること必須です。鬼門を“かくし味”程度に、あくまで住みやすさを目指すのが良いのではないかと思います。